保護・絶縁

熱収縮エンドキャップ

運転席周り

車体内配線

床下配電装置周り

  • 熱収縮エンドキャップ
  • 接着剤付きのため、装着・収縮後、外れることがありません。防滴・防塵性があり、水や異物の侵入を防止します。収縮比が3:1と高く、作業性に優れています。まとめて熱収縮させることで、作業時間が短縮できます。

    ■用途

    • 運転台周辺・配電盤内等の予備電線の端末処理。

    【規格】

    • 鉄道車両用材料燃焼試験(車材燃試25-618K):難燃性

    標準グレード

    屋内外使用

    • 接着剤付き

    • 3:1

    • 材質

      架橋ポリオレフィン

従来の電線端末処理方法との違い

【従来の主な端末処理の方法】

方法①: 接着剤を塗布し、樹脂キャップを被せる

事前に電線にテープを巻いて径を太くする調整作業や、キャップからはみ出た接着剤の拭き取り作業が発生し、作業性に問題がありました。

方法②: ビニールテープ巻き

施工後に時間経過に伴いテープ端から剥がれが発生し、作業品質の維持に問題がありました。

 

【熱収縮エンドキャップによる端末処理】

装着・収縮後に、キャップ外れや、はみ出た接着剤の拭き取り作業が発生しません。
電線端末に被せた後、数本まとめて熱収縮でき、作業性が大幅に改善します。施工後の作業品質の維持にも優れています。

熱収縮エンドキャップ 収縮前と収縮後

【基本特性】※保証値ではありません。

推奨収縮温度 110℃以上
収縮率 3:1以上
連続使用温度範囲 -55℃~+125℃

【代表値】※保証値ではありません。

引張強度(ASTM D 2671) 10.4MPa以上
伸び(ASTM D 2671) 300%
体積抵抗 1014 Ω・cm以上
型番 内径(mm) 適用電線サイズ(φmm) 長さ(mm)
収縮前P
厚み(mm)
収縮後w
(最小値)
販売単位(個)
収縮前
φH
収縮後(最大)
φh
ECA-3.0/1.0-YLW 3.6 1.0 1.4~2.6 25 1.00 50
ECA-4.8/1.6-YLW 5.2 1.5 2.3~4.1 30 1.10 50
ECA-9.0/3.0-YLW 10.4 3.0 4.2~7.8 35 1.40 50

ご注意

  • 熱収縮エンドキャップを電線の先端に被せた後、工業用ドライヤーで全体的に加熱して下さい。
  • 工業用ドライヤーによる熱収縮時間は、10秒程度が目安です。
  • エンドキャップ先端を長時間加熱し過ぎると、先端に詰めているペレットが飛び出てくる場合があります。(右画像参照)

過熱しすぎた例

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レリジェル

床下配電装置周り

  • レリジェル
  • レリジェルは、解体可能な絶縁防水レジンで、二液を混合することでゲル化(ゼリー状に凝固)します。接続ボックス内の絶縁防水や防湿防塵にご利用いただけます。約12分(気温約23℃の場合)でゲル化します。ゲル化後は、手で解体可能です。内部が見やすい、透明性の高い製品です。

    レリジェル

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  • 鉄道車両向け配線ソリューション
  • 鉄道車両向け配線ソリューション

    鉄道車両内でご使用いただける各種配線ソリューション製品をダイジェストカタログとしてまとめました。
    製品一覧表や各製品ページに適用箇所を掲載しているため、容易に検索することが可能です。

    更新:2023年2月