2018/9/3
高速道路の配線設備に欠かせない「レリコン」
レジン注入式ケーブル接続部保護絶縁キット「レリコン」は、多くのインフラ設備に採用されています。今回は、採用事例の一部をご紹介します。
ハンドホール内のケーブルに
高速道路には、照明・信号・建物の配線等、様々な箇所に電気を供給するケーブルが張り巡らされ、地下に埋設しているハンドホールやマンホールと呼ばれるコンクリート製のボックス内に敷設されています。
このボックス内に敷設された配線ケーブルの接続部を保護するのが、防水・防塵性に優れた「レリコン」なのです。
ハンドホール内で採用された「レリコン i-2/SF」(中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社様 ご協力)
既設配線との識別にも役立つ!
「レリコン」に同梱されている二液混合性レジンは袋が丈夫なため、レジンを混ぜ合わせる際、ビニールが破れてレジンが漏れ出す心配がありません。最大の特長は、薄青色のレジンとオレンジ色の硬化剤に分かれており、混ぜ合わせることでレジンが色調鮮やかな緑色に変化するため、目視で混ぜ合わさっている経過を確認することができ、混合不足による硬化不良を防止できます。また、過剰に混ぜ過ぎることがなく、作業時間の短縮にも繋がります。
従来使用されている製品と目視で比較しても、混合済みのレジンの特徴的な緑色は、既設配線との識別にも役立ちます。
レリコン i-0/SF
(中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社様 ご協力)
レリコン i-0/SF
(中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社様 ご協力)