コラム

2023/9/5

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テレビの裏やデスク周りの配線は、気が付くとごちゃごちゃになりがちですよね。

絡まったり乱雑に放置されたケーブル類は、見た目に悪いだけでなく、怪我や火災などの思わぬ危険を引き起こしたり、スペースの無駄遣いにもつながります。

今回は、そのような配線を整理することの重要性についてお話しします。

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配線ケーブルの整理はなぜ必要?

①危険から守る

配線ケーブルが束ねられないまま放置されていると、寝室や夜のオフィスなどの暗い場所では、ケーブルに足を取られて転倒したり、ケーブルに体の一部が引っ掛かって怪我をしてしまう危険があります。

また、小さな子どもやペットがいる場所では、整理されていないケーブルは興味を引きやすく、いたずらされたり、ケーブルで遊んでいるうちに絡まったり感電してしまうなど、思わぬ事故につながってしまう可能性もあり、大変危険です。

さらに、整理されていないケーブルを頻繁に触ることでケーブル自体の損傷につながる可能性もあるほか、電源コードなどの電力の大きなケーブルでは、絡まると熱が発生しやすくなり、火災の原因にもなりかねません。

つまり、整理されていないケーブルをそのままにしておくことは、危険と隣り合わせなのです。

②スペースの節約

束ねて整理されていない配線ケーブルは、スペースを占領します。

デスクやテレビなどのモニター、電子機器の周りなど、すっきりと片付けたい場所で絡まったケーブルがごちゃごちゃしていると、スペースを有効に活用できません。

ケーブルを整理することで、デスクの上などの限られたスペースを最大限に活用することができます。

③見た目と利便性の向上

スマホにタブレット、パソコン、モニター・・・・。たくさんの電子機器を使用する場合、ケーブルが絡まっていたり整理されていないと、正しいコネクションを見つけるのが難しくなります。

スピーカーやモニターなど、複数のケーブルが集まる場所では、配線を識別できるようにしておくと便利です。

配線ケーブルが整理されていれば、必要なものを簡単に見つけられるようになり、繋ぎ間違いや抜き間違いを回避するのに役立ちます。

きれいに片付いて整然とした環境は、心地よさや集中力の向上にもつながります。

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配線ケーブルを整理する際の注意点

①ケーブルの被膜を傷つけないようにする

ソフトフィックスタイ

配線ケーブルや電源コードには、内部の導体を保護・絶縁するために被膜が施されています。この被膜が傷つくと、導体が露出してしまう可能性があり、ショートや故障、最悪の場合火災の原因となります。

被膜を傷つけないようにするためには、まず、ケーブルを折り曲げたり結んだりしないようにする必要があります。結束バンドなどで束ねる場合は、柔らかい素材のものを使用し、ゆるめの結束を心掛けましょう。

また、ケーブルの絡まりを解く際にも注意が必要です。無理に引っ張っらずに、優しく解きましょう。根気のいる作業ですが、ケーブルやコード内の断線を防ぐためにゆっくり丁寧に行いましょう。

ソフトフィックスタイ

②結束に使用した結束バンドなどを取り外す際の注意点

ORF

配線ケーブルを整理をする際は、後で必要なくなったり、移動させる可能性を考慮することも大切です。たとえば、引っ越しや模様替え、デバイスの配置変更などのために、ケーブルを取り外す必要が出てくるかもしれません。

ケーブルを整理する際には、後で取り外しやすくする工夫をしておくと便利です。再結束できるタイプの結束バンドを使用すると取り外すときにケーブルを誤って切断したり、被膜を傷つけてしまう危険もありません。また、結束作業を行う際は、少したわませるなど余裕を持たせることで、取り外しの作業ががスムーズに行えます。

ラベル付けなど、識別できるようにしておくこともポイントです。各ケーブルに使用先や機能を分かりやすく書いておけば、後で取り外す際に混乱を避けることができます。

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配線ケーブルの具体的な整理方法

絡まる配線をスッキリ整理

それでは、具体的な配線ケーブルの整理方法をご紹介していきます。

まずは、ケーブルやコードを束ねて、絡まる配線をスッキリ整理していきましょう。これには、インシュロックタイのような結束バンドやソフトフィックスタイのようなコードホルダータイプの製品が役立ちます。配線場所や用途が同じであったり近いケーブル類はまとめて結束したり、長すぎる配線は余裕を持たせながら巻いて、解けないように留めておきましょう。この際、コネクタ付近に負荷がかかって断線してしまわないように、余裕をもたせてまとめることもポイントです。また、電線保護と結束が同時に行える便利な製品もあります。スパイラルチューブは電線に巻き付けて電線摩耗の保護の役割も果たし、さらにヘララップなら専用工具を使って素早く容易に取り付けることができます。

グリップタイ

ケーブルの被膜や後の取り外しのことも考えて

結束に使用するものは、ケーブルやコードの被膜を傷つけない柔らかい素材のものや、取り外しが簡単だったり、繰り返し使用できるものを使うこともおすすめです。例えば、グリップタイは面ファスナー式の結束バンドなので、被結束物の表面を傷つけず、取り付け・取り外しも自由です。リピートシリーズは結束後にロックを外せる結束バンドなので、取り外しも簡単で再使用できます。このような製品を上手に使うことで、より安全に配線の整理をすることができます。

グリップタイ

壁面に固定してスペースを有効活用

まとめて結束した配線ケーブルは、壁面などに固定することで、より効率的にスペースを使用することができます。結束バンドと併用して、結束物を壁面固定できる配線固定具や固定アクセサリもありますので、場所や用途に合せて使用すると便利です。

識別の工夫で分かりやすく

整理した配線は、色分けやラベルで識別できるようにしておくことも大切です。配線の結束にはカラータイのような色付きの結束バンドやTABTAGラベルのようなラベルシール、ケーブルタグ(マーキングシリーズ)のようなマーカーを使って、例えば電源コードには赤色、HDMIケーブルには青色を使うなど、自分なりの配線識別ルールを作ってみましょう。これにより、必要なケーブルを素早く見つけることができ、配線をつなぎ直したり配置換えなどを行う際に便利です。

最後に、定期的なメンテナンスも忘れずに行いましょう。定期的に配線をチェックし、掃除したり、必要に応じて整理し直すことで、安全性と効率性を維持することができます。

このとき、配線を接続している電子機器や通信機器の状態を確認することもおすすめです。地震でラックから落ちたり、倒れたりすることのないよう、壁面や棚に固定したり、電源プラグが抜けかけていないかなどについても、チェックしてみましょう。ラック棚板固定キット電源プラグ抜け止めキットを使うと安心です。

■まとめ

配線ケーブルや電源コードを整理すると、危険防止、スペースの節約、見た目や利便性の向上といったメリットがあります。配線整理は簡単な作業ですが、その効果は大きいです。

配線を上手に整理して、安全で快適な空間を作りましょう。

配線整理に役立つインシュロック製品

  •  ABタイ

    ABタイ

  • コードストラップ

    ソフトフィックスタイ

  • スパイラルチューブ

    スパイラルチューブ

  • グリップタイ

    グリップタイ

  • カラータイ

    カラータイ

  • リピートタイ

    リピートタイ

  •  ローヘッドタイ

    ローヘッドタイ

  • ヘララップ

    ヘララップ

  • ラック棚板固定キット

    ラック棚板固定キット

  • 電源プラグ抜け止めキット

    電源プラグ抜け止めキット

  • 固定具

    各種固定具