マウントベース
- ●インシュロックタイと併用して、配線を固定するアクセサリです。
- ●粘着テープ付きのほかに、ビス止めタイプもご用意していますので、使用環境に合わせた製品をお選びください。
- ●通常の屋内配線固定用の他に、金属検出機に反応するメタルコンテントタイプもご用意しています。
用途例
- 電気工事(ビル、住宅の電気設備、工場内設備メンテナンス)
- 通信工事
- 配電盤内のケーブル固定
マウントベース・粘着テープ一覧表
マウントベースの粘着テープは、クッション性の良い発泡体に、アクリル系、あるいは合成樹脂の粘着剤を組み合わせた、両面粘着テープです。タイル、ガラス、金属、鋼板、ABS樹脂製品への接着性能が特に優れています。
使用環境 |
粘着テープ 種類 |
テープ基材 (フォーム) |
テープ 粘着剤 |
テープ 剥離紙色 |
テープの特長 |
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一般的な環境下 配電盤内などで 使用 |
xxxA | 発泡ポリエチレン | 合成ゴム系 | 薄茶 |
●接着力が強く、保持力に優れる。 ●比較的粗い面、凹凸面にも良く接着する。 |
配電盤内などで使用 ※高温多湿環境下以外 |
xxx-L | 発泡ポリエチレン | アクリル系 | 白 | ●常温または常湿環境下では、初期接着性に優れる。 |
耐寒性、耐薬品性など、 より特殊な環境下での使用 |
xxxA-VHB2 | アクリル | アクリル系 |
白 (赤ロゴ入り) |
●耐薬品性保持性能に優れる。 ●高いシール性を有する。 ●振動吸収性に優れる。 |
難燃性を要求される 環境下での使用 ※ベース部は標準グレード。 |
xxxA-V0-HF | 難燃性アクリル | 難燃性アクリル系 | 薄黄 |
●接着力に優れるテープに、UL94V-0グレードの難燃性を加えたテープ。 ●各種工業材料の接合において、難燃性を要求される場合に使用できる。 |
低温環境下や屋内の コンクリート面での使用 |
BMC30 | 低温用アクリル | アクリル系 | 白 |
●低温(0℃)程度の作業環境でも、初期接着性に優れる。 ●屋内のコンクリート面に直接貼ることが可能。 |
マウントベース使用時の推奨事項
マウントベースは接着後、1時間程度放置すると約70%、8~10時間程度放置で約90%の接着強度となり、最大100%に近づき接着力が安定します。
そのため、貼り付けてから8~10時間程度放置した後に配線などの取り付けをされることを推奨いたします。
1個当たりの最大静荷重(弊社試験)について
<1個当たりの最大静荷重(弊社試験結果による最大静荷重) について>
試験条件:対象製品をSUS304 2B板に、3kg・1分間の荷重をかけ30分放置したものをn5で準備する。対象製品とSUS板が垂直(ラッチ)または水平(シアー)になるよう錘を吊り下げ、23℃・50%Rh環境下で72時間放置した後、落下状態の確認を実施する。n5で落下が発生しない場合、最大静荷重とする。
メタルコンテント・マウントベース1個当たりの推奨静荷重(弊社試験)について
メタルコンテント・マウントべ―スは、ほかのマウントベース(接着タイプ)の最大静荷重試験とは異なり、当製品の使用環境により近い以下の試験条件での試験結果を「推奨静荷重」として記載しております。
試験条件:対象製品をSUS304 2B板に、3kg・1分間の荷重をかけ30分放置したものをn5で準備する。対象製品とSUS板が垂直(ラッチ)または水平(シアー)になるよう錘を吊り下げ、40℃・80%Rh環境下で72時間放置した後、落下状態の確認を実施する。n5で落下が発生しない場合、推奨静荷重とする。
●接着面の油分、水分、埃などは必ず除去してください。
●接着面に強く押し付けて貼ってください。
●繰り返し(貼り直し)のご使用は避けてください。
●目立った凹凸面への貼り付けは避けてください。
●高温・多湿環境下でのご使用は避けてください。
●直射日光を避け、保管してください。