ガルバロック(GalvaLok)シリーズ
NETIS(新技術情報提供システム)登録済 登録No.KK-170053-VE *1
ガルバロック(スタンダード形状)は、NETIS「VE評価(活用効果評価済み技術)」を取得しています。
- ●ガルバロックは、架台(ラックシステム)付近でのケーブル、配管の結束と固定のために開発されたインシュロックタイ(結束バンド)です。
- ●太陽光パネルの架台周辺での配線結束に最適な結束バンドで、耐候性に優れ、約20年相当の耐候性促進試験時間経過後も、ほとんど強度の低下がみられません*3。また、耐塩害性・耐薬品性にも優れており、沿岸部・降雪地帯での施工に適しています。
- ●結束バンドの塩化カルシウム対策に。融雪剤・凍結防止剤の影響が考えられる山間部や降雪地帯に。
- ●ガルバロックの主原料はヒマシ植物の実からなる植物由来度94%以上のバイオマスプラスチックであり、二酸化炭素の削減及び地球温暖化防止に貢献する環境にやさしい製品です。ヒマシ植物の実はほとんどが工業用目的に利用されるため食糧とは競合せず、非遺伝子組換え作物です。
*1:NETIS(新技術情報提供システム)登録製品は「ガルバロック®スタンダード形状(GL100~GL600)」になります。
*2:弊社調べ(2019年9月時点)。
*3:耐候性促進試験の結果は実測値であり、保証するものではありません。一定条件下での参考データであり、実使用での耐久性(耐用年数)とは異なります。
用途例
- ソーラーパネルの配線施工
- 沿岸部での塩害対策
- 屋外の亜鉛めっき鋼板周辺での配線施工
- 塩化カルシウム対策
- 融雪剤、凍結防止剤の影響が考えられる山間部や降雪地帯
関連動画
なぜ「ガルバロック」が必要なのか?
一般的な66ナイロン製結束バンドは、塩化亜鉛や塩化カルシウムなどの化学物質(腐食生成物)から影響を受けることがあります。
そのため、化学物質に対する耐性が低く、ソルベントクラック*により劣化・破断する恐れがあります。
亜鉛めっき鋼鈑の亜鉛と海水に含まれる塩分が反応すると塩化亜鉛が発生し、短期間で66ナイロン製結束バンドを劣化・破断させます。
降雪地帯や山間部で散布される融雪剤・凍結防止剤の主成分である塩化カルシウムも66ナイロン製結束バンドを劣化・破断させる原因です。
耐塩害性に優れた11ナイロン製のガルバロックは、塩化カルシウムや塩化亜鉛などの腐食生成物に侵されることなく、長期間、結束力を維持します。
耐塩害 複合サイクル試験
従来の66ナイロン製結束バンドが、急激に強度が落ちているのに対し、ガルバロックは初期強度を保ち、優れた耐塩害性を発揮しています。
一般的に複合サイクル試験による耐塩害・耐腐食性能評価が、実際の沿岸部の屋外環境での使用条件に最も近いとされています。
ガルバロック製品一覧
ガルバロック採用事例
通信基地局(東北海岸付近)
メガソーラー発電所 (栃木県 大田原市)
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習志野ロジスティックセンター(千葉海岸付近)
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メガソーラー発電所(四国海岸付近)
メガソーラー発電所(広島海岸付近)
一般住宅ソーラーパネル施工(海岸付近)
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メガソーラー発電所(九州山間部)
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メガソーラー発電所(鳥取海岸付近)