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FAQ
皆様より寄せられたご質問の中でよくあるものをまとめました。
他にもご質問がございましたらお問い合せください。
結束バンドのFAQ
結束バンドのFAQ 回答
- Q01
- 「インシュロック」は一般名称ですか?
- A01
- 「インシュロック」はヘラマンタイトン株式会社の結束バンド、アクセサリ類の登録商標ですが、一般に広く浸透していることから一般名称のように使用されることがあります。正しくは、ヘラマンタイトン株式会社のブランド名です。
- Q02
- インシュロックの語源を教えてください。
- A02
- 弊社の英国のグループ会社「インシュロイド社 (現在の名前はヘラマンタイトン社)」が販売をしていた ロックシステムを"インシュロック"と呼んでおり、当初、結束バンドは英国から輸入をしていたため、 ブランド名そのままで国内販売をしておりました。
その後、日本国内のお客様のニーズに合わせるため、結束バンドの国産化を開始したのですが、ブランド名はそのまま使用していました。
そのうち、英国では「インシュロック」というブランド名を全く用いなくなり、反対に国内ではそれが結束バンドの代名詞になってしまいました。
正確に言うと、「インシュロック (INSULOK)」は、結束バンド、配線固定具を含めた配線資材の総称ブランド名で、「インシュロックタイ」は 結束バンドを指します (英語のTieからきています)。
- A03
- MSタイは、AS23190 (旧 Mil Spec)のループ引張強度 (単位はポンド)を型番にあてはめたもので、もとは英国より輸入された製品です (現在はほとんどが国産品です)。それに対し、ABタイは型番だけでタイの長さが分かるよう、全長にあたる目安の数字を型番にあてはめた日本市場向けに作られたシリーズです。
- Q04
- MSタイの型番T18Rの"18"は何を意味しますか?
- A04
- インシュロックタイの強度 (単位はポンド)を示しています。例えばT18R、T18Sといった商品は18ポンド (約8.16kgf)以上のループ引張強度があるということです。ただし、現在は国際単位に基づき、強度値は全てN (ニュートン)で表示しています。T18Rの場合 80.0N (8.16kgf)です。※ヘラマンタイトン製品のループ引張強度は、SAE AS23190 (旧 Mil Spec 23190-E)、4・6・2/4・6・3に準拠します。
- Q05
- 耐候性タイプの型番は、何故-Wなのですか?
- A05
- Wは、Weather Resistance (耐候)の意味です。 (白のWhiteではありません。)
- Q06
- MSタイには、どのような材質のバンドがありますか?また、どのような特徴がありますか?
- A06
- MSタイには、66ナイロン、46ナイロン、11ナイロン (植物由来樹脂)、ポリプロピレン、ふっ素樹脂、PEEK等があります。各材質の特長は、「材質特性比較表」をご覧下さい。
- Q07
- 屋外で使用するのに適した66ナイロン製インシュロックタイを教えてください。
- A07
- 耐候性バンド (型番の後に-Wがついたもの)を推奨します。その他、ABタイの耐候・耐熱性バンド (型番の後ろに-IVYが付いたもの)も屋外用としてご使用いただけます。ABタイの耐候・耐熱性タイプはアイボリー色のため、白い外壁などに合い、外観を損ないません。またインシュロックタイには、ステンレススティール製のメタルタイがあり、地下埋設や海中などの厳しい環境でも使用できます。
その他、屋外で使用できる製品は耐候ソリューションページからもご確認いただけます。
- Q08
- 耐候グレード製品の耐用年数は何年でしょうか?
- A08
- 耐候性試験 (人工促進試験)においては、66ナイロン耐候グレード製品は5年相当の試験時間経過後も殆ど強度低下がみられませんでした (66ナイロン標準グレード製品は、2年相当の試験時間経過後に著しい強度低下がみられました。)よって、66ナイロン耐候グレード製品は、屋外における耐用年数が5年程度であると予想されます。ただし、使用環境・方法により、耐用年数は異なりますので、ご注意願います。
参考:耐候ソリューションページ
- Q09
- 耐熱性の高い結束バンドはどれになりますか?
- A09
- PEEK (ピーク)タイは、プラスチック樹脂製の結束バンドで、最高の耐熱性を持ち、 -55℃~240℃ まで対応可能です。
参考:耐熱ソリューションページ
- Q10
- 結束後の強度は温度により変化するのでしょうか?
- A10
- 弊社の場合、ループ状態での引張強度において製品を管理しており、温度により引張強度が変化することを確認しております。樹脂の特性により、変化の幅は異なりますが、高温になれば樹脂が軟化し、引張強度は低下する、低温になれば樹脂が硬化し、引張強度が上昇するといような関係を示しております。
- Q11
- 耐熱試験は加速試験を実施しているのでしょうか?
- A11
- 実施しておりません。実際の時間経過に伴う高温耐久試験を実施しています。高温耐久試験データを参考として提出させて頂くことは可能です。
- Q12
- インシュロックを低温状態で使用した場合どのような現象が起こるのでしょうか?
- A12
- 66ナイロンは、一般的に低温にさらされると全体が硬化します。結束挿入時のストレス、装着後の外部衝撃等で割れる場合があります。インシュロックが厳冬期に折れてしまうのは低温衝撃性に劣るためです。
- Q13
- インシュロックは潤滑油内で使用しても問題ないでしょうか?
- A13
- ナイロン製品 (標準/耐候/耐熱グレード)の潤滑油への耐性については、十分使用に耐えるとの見解です。グレードによる違いは、あまりないと思われます。その他の樹脂に関しましては、ふっ素樹脂、PEEKが潤滑油に対し優れた耐性を持っています。両材質ともに一般的な耐薬データのため、使用環境・条件により異なる可能性があります。実際に使用される際には、事前にご確認の上ご使用をお願いします。
- Q14
- インシュロックは海水内で使用しても問題ないでしょうか?
- A14
- 66ナイロン製のインシュロックについて、食塩水または塩化ナトリウムに対するナイロンの耐薬性は物性劣化にはほとんど影響を与えません。ただし、製品が海水に長時間浸漬する場合には、吸水により強度の低下が見られます。負荷がかからなければ外れ等の問題はないと思われますが、負荷がかかるような使用環境・条件であればメタルタイ、吸水しないPP-W (ポリプロピレン製 耐候グレード)またはTZ (ふっ素樹脂製)をお薦めします。
- Q15
- 46、66ナイロン製インシュロックタイの袋には「開封後はなるべく早くご使用下さい」と書いてありますがなぜですか?
- A15
- 46、66ナイロンは、湿度が高いと吸水して柔らかくなり、乾燥していると硬くなるという性質があります。そのようなナイロンの特性を利用し、使用時に結束がしやすいよう製造時に調湿処理を施しています。そのため、袋を開けてそのまま放置しておくと、厳寒期や乾燥した環境だと吸水率が低下して作業性が悪くなったりする可能性があります (ただし、結束後は外部からの影響を受けない限り結束状態を保ちます)。
- Q16
- ガルバロックは、なぜ太陽光発電システム施工用なのですか?
- A16
- 通常ご使用頂いております一般的な66ナイロン製結束バンドは、ソーラーパネルの架台や、屋根材を始めとする建設鋼材 (亜鉛めっき鋼鈑等)の周辺で使用した際に、設置環境 (沿岸部や山間部等)によって偶発的に発生する腐食生成物 (塩化亜鉛、塩化カルシウム、塩化ナトリウム等)による影響を受け、設置後早い段階で破断することがあります。
ガルバロックは腐食生成物 (塩化亜鉛、塩化ナトリウム、塩化カルシウム)に対し高い耐性を持つ原料を使用しており、前述の観点から太陽光発電システム施工に適した結束バンドとして推奨させて頂いております。
- Q17
- ガルバロックの耐用年数は何年でしょうか。通常の66ナイロン製耐候グレード製品と比べてどのくらいもつでしょうか?
- A17
- ガルバロックは腐食生成物に対する耐性が高い製品であり、特定の使用方法 (亜鉛めっき鋼鈑近辺)や環境下 (沿岸部や山間部等)において高い耐性を発揮する製品です。そのため、耐候性が特別優れた製品ではなく、紫外線による劣化は通常の耐候グレード製品と同等です。
耐候性試験 (人工促進試験)においては、ガルバロックは10年相当の試験時間経過後も殆ど強度低下がみられませんでした。但し、本結果は実測値であり製品自体の性能を保証するものではありません。また使用環境・方法により試験では想定不可能な劣化要因が発生することもあり、耐用年数が大幅に変わる可能性がございますので予めご理解願います。
- Q18
- ガルバロックと通常の耐候グレード製品との価格差はどの程度でしょうか?
- A18
- ヘラマンタイトン製品は全てオープン価格となっており、定価設定がないため一般的な単純比較はできませんが、現在流通しております市場の平均価格から確認させていただく限り、通常の耐候グレード製品と比較し、約3~4倍程度の価格になるかと思われます。
- Q19
- ガルバロックと通常の耐候グレード製品の見分け方は?
- A19
- どちらもカーボンブラックを混入した製品であるため、ご使用される工事店様が外観で見分けることは非常に難しいと思われます。また、ガルバロックは通常の耐侯グレード製品に比べ重量が軽量である等選別可能な特性もありますが、即座の判断基準にはなりにくいかと思いますので、極力作業時に混入されないよう、管理をお願い致します。
- Q20
- ガルバロックはどこで購入できるのですか?
- A20
- ヘラマンタイトンでは全て代理店販売をさせていただいております。ご購入、お見積ご希望の場合は、代理店および販売店へお問い合わせ下さい。ヘラマンタイトン代理店は主に電材商社や工具商社等となりますが、お取引のある商社が取り扱いされていない際は弊社からご紹介もさせていただいておりますので、お手数ですが代理店紹介ページよりご連絡ください。
- Q21
- インシュロックの価格表はありますか?インシュロックはどこで購入できますか。
- A21
- ヘラマンタイトンでは全て代理店販売をさせていただいております。ご購入、お見積ご希望の場合は、代理店および販売店をご紹介させていただいております。お手数ですが代理店紹介ページよりご連絡ください。また小ロットの場合、インターネットでご購入できる、代理店様のオンラインショップもご利用いただけます。
- Q22
- メタルコンテントタイでは錆の発生があると聞きましたが、どのような状態になりますか。
- A22
- メタルコンテントタイは製品に鉄成分が含まれる為、長期間屋外などの厳しい環境で使用された場合、サビが発生することがあります。
この度新しく開発されたMCTSタイプ及びMCTMPタイプのメタルコンテントタイ(2011年以降)は、この点を大幅に改良しています。
実際、塩水噴霧試験※を実施したところ、MCTタイプ(従来品)では表面に赤錆が生じているのに対し、
MCTS/MCTMPタイプでは、赤錆の発生は見られませんでした。
- Q23
- 電気制御盤内でのメタルコンテントタイ使用で感電の危険性はありますか。
- A23
- 感電の問題は無いと考えています。 メタルコンテントタイの主原料は、電気を流しにくい材料を使用しており、表面抵抗値は、10の12乗Ω辺りの絶縁材料に近いレベルです。 これは、鉄の濃度が低すぎて、主原料のPA66マトリックス中で、鉄同士が繋がっていないからです。
- Q24
- メタルコンテントタイは、屋外で使用できますか。
- A24
- メタルコンテントタイは耐候性ではなく、屋内使用専用です。
- Q25
- メタルコンテントタイと標準PA66(乳白色)インシュロックとでは強度や耐久性の違いはありますか。
- A25
- 締め付け強度は標準タイプのPA66(乳白色)インシュロックと比べると約2~3割程度低くなります。
※メタルコンテントタイのループ引張強度 VS 標準タイプのPA66のループ引張り強度
耐久性については、標準PA66(乳白色)同等程度と考えています。